この記事でわかること
暗号資産(仮想通貨)を認める動き
相場が少し回復したせいもあるのか、仮想通貨の話題をあちこちで見かけるようになりました。
ちょっと前まで、話題に出すと気まずいような雰囲気すら感じていたのに!
仮想通貨の名称の変化
仮想通貨は、もともと「暗号通貨」が正式名称でした。
そして昨年、法定通貨と区別するために「暗号資産」という名前にしようという話が出てきました。
法律の規制
仮想通貨の取引は、現在「資金決済法」で規制されています。
取引所を運営するには、金融庁の登録を受ける必要があります。
また取引所だけでなく、仮想通貨のプロジェクトそのものに規制がかかるケースも出てきました。
ミンドルやバンクエラは、金融庁の意向に合わせる形で、日本向けの情報発信を停止しています。
自主的にではなく、ミンドルの場合は文章で警告を受けていました。
ところが現在も、エンジェリウムやパトロン、クロノコインといったプロジェクトは普通に活動を続けています。
これに対し、金融庁は特に規制を強めることもなく、やや宙に浮いた状態になっています。
今後、金融商品取引法を含め規制強化も考えられるため、どこかのタイミングで盛り上がりが鎮火される恐れもあります。
実際に利用され始めた場合
ビットコインやリップルのような、金融庁に登録されている取引所で取扱われている通貨は、認められている感じがあります。
しかし、新しい銘柄を取引所に上場させる場合は、金融庁が口出ししてくるため、なかなか上場できないのが実情です。
ということは、例えばコンビニで仮想通貨決済できるようになったとしても、使える通貨の種類は限られる気がします。
ビットコイン等は利用可能だけど、国内で取引されていない通貨には規制がかかるかもしれません。
同じ暗号資産というくくりでも、全て同一の取り扱いではないと思います。
エンジェリウムやエグゼは、海外拠点のクリプトモールでの利用を考えているみたいですよね。
それにはこういう理由もあるのではないでしょうか。
クロノコインなども、いきなり国内で利用されるのかと言われると、いくつかの壁がありそうです。
否定しているわけではないですよ・v・
壁は突破するためにあるのです!
まとめ
現在の正式名称は「暗号資産」である。
法律の規制により、プロジェクトに規制がかかる可能性はまだある。
仮想通貨が実用化されるとしても、最初は主要通貨が利用されると思われる。
コメント