仮想通貨詐欺を実例で解説

├詐欺情報
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この記事でわかること

☑私が見てきた仮想通貨詐欺の経験談

事例1 偽サイトによる詐欺

取引所の口座を開設しようと思ったとき、google検索すると思います。

そんな時、google広告を使って堂々と1ページ目の一番上に、詐欺サイトが表示されることがあります。

過去の事例では、「HitBTC」という取引所の「i」の部分だけ似た文字に変えられており、サイトの内容も全く一緒というものがありました。

対策

信用できる人から直接URLを教えてもらい、それをブックマークし、以後ブックマークから利用することです。

それでも、過去マイイーサウォレットにおいては、DNSサーバーをハッキングし、正しいURLに接続しているのに、偽サイトに繋がるという事例もありました。

大金が絡む仮想通貨では、詐欺のために多額のお金をかけており、手口も巧妙です。

事例2 アプリによる詐欺

さも正規のアプリであるかのように、偽アプリが出回っています。

普通に利用することができるのですが、秘密鍵の情報が漏れており、ある日突然残高がゼロになっているのです。

アプリ開発に多額のお金をかけても、それを利用するユーザーのお金を全て盗んだ時の利益の方が大きいのです。

何でもありです。

対策

本物の公式サイトなどから、直接QRコードを読み込むなどしてインストールするのがよさそうです。
アプリのウォレットには大金は入れておかないのがベストです。

事例3 メールによる詐欺

パスワードの変更を求めるもの、アマゾンやアップルを装うものなど様々な形式があります。

なかには、アダルトサイトの本物のパスワード情報等を記載して、仮想通貨を要求するメールが
出回ったこともありました。

 

対策

メールの要求には応じない。

メールが来るようになる原因を作らない。

複数のアドレスを使い分ける。

事例4 広告詐欺

・必ず儲かる
・億り人になれる
・100倍確定
・責任は私が取ります
・〇〇をプレゼント
・月利3000%

こういった宣伝文句を複数組み合わせ、誇大広告の域を超えて詐欺のレベルに達しているものも多く見受けられます。

対策

詐欺耐性をつけるしかないと思います。

ややビジネス向けに書いたのですが、「騙されないための、情報の選び方」というタイトルでnoteを書いてるので、よければ参考にしてください。

騙されないための、情報の選び方|オカメインコはるはる
一応、ビジネスの情報を得ようとしている人を想定して書いてます。 まあ、それ以外のことにも応用できるかもしれませんがね@v@ 選定の基本 ●人で選ぶ 自分が心から信用できる人からの情報でないと、どうせ本気になれないと思う。 この人だーっ!って思ったひとから学ぶとよいのです。 ただし、自分が未熟だとその選定を誤...

事例5 仮想通貨送り付け詐欺

ウォレットに勝手に仮想通貨を送ってくるというものです。

目的は、仮想通貨詳細情報にあるURLをクリックさせて、ウォレットの秘密鍵データを奪い、
ウォレットの中身を奪うことです。

私にも普通に送られてきてるので、いくつか紹介します。

マイイーサウォレットに送られてきた詐欺通貨

これは何でしょうね、yahooを略した通貨だと思わせたいのかな。

 

これは多分アメリカの911をイメージさせて、公的なものだと誤認させたいのかも。

 

これはライブドアに似せてるのかもしれないですね。

 

アプリに送られてきた詐欺通貨

「VACUSXRP」という名前のトークンが27000枚ほど来てました。

リップルの系列通貨だと誤認させ、騙そうという魂胆かもしれないですね。

仮想通貨の世界では、詐欺は遠い存在ではなく、常にすぐ隣にある身近なものです。
でも、国内取引所で売買してる分には特に心配いらないと思います。

対策

ウォレットに勝手に入ってきてしまっているので、簡単に削除もできません。
触りたくもないので、無視するしかありません。

事例6 画像添付詐欺

仮想通貨の公式情報は、チャットアプリ「テレグラム」で配信されたりします。

しかしこのテレグラム、荒れることも多く、詐欺URLも頻繁に貼られます。

目の毒ですし、私のブログみたいなところから情報を取り入れたほうがいいかもですね。

対策

テレグラムに貼り付けられたURLは、基本クリックしないことです。

運営がピン留めしてるようなメッセージで、なおかつ発言の右上に「admin」とついていたら
クリックする場合があるくらいです。

事例7 ICO詐欺

会社で言うと、運営する気がないのに、出資金を集めるものです。

壮大な計画書を作り、サイトを作って宣伝する。

お金を何億円も集め、プロジェクトがうまくいかないことにする。
あるいは、進みが遅れていることにする。

こんな場合もあります。
特に法律で規制されることもなく野放しになっています。

対策

最近では、取引所を介したIEOというものもあります。

信用ある機関を利用したり、信用ある人に聞いたりするのがいいと思います。

事例8 DM(ダイレクトメッセージ)による詐欺、売買仲介編

・日本居住者が購入できない通貨を、海外で手に入れたから販売する。
・既にICOが終わった通貨だけど、特別に枠がある。
・自分ならICO価格より安く提供できる。

こういった類の内容で、先に購入代を送金して、そのまま逃げられるというものです。

対策

売買に関するDMは無視です。

事例9 DMによる詐欺、運営なりすまし編

運営を名乗ってDMを送ってくるケースです。
偽サイトへ誘導したり、偽の送金アドレスを提示してきたりします。

稀に、本当に運営アカウントを乗っ取ってから、コンタクトを取ることもあります。

対策

基本的に運営はDMを送って来ません。

事例10 DMによる詐欺、ウォレット編

・このウォレットに避難させたほうがいい
・このウォレットなら毎日配当がつく

こういった内容なのですが、これだけ聞けば騙されないと思うかもしれません。

しかし、仲間がテレグラムに潜んでいて、「うますぎるw」と発言したり、巧妙に雰囲気作りをしてきます。

仮想通貨が暴落して、元気のないところにつけこんだりします。

そもそも、「このウォレットに避難させたほうがいい」というのは、リアルでいえば、財布を広げて、「この財布にお金を入れた方がいい」と言っている状態。

普通、自分のお金は自分のウォレット(財布)に入れますよね。
配当も、そこに来るはずです。

ところが、無知が故にそれがわからない。
電子になったとたん、わからなくなるのです。

99%の真実と1%の嘘、そして信用を得る長い期間を設けたりして、巧みに騙されます。

対策

配当がつく仮想通貨は実在します。

でも、他の人のウォレットで管理してもらうということはありません。

まとめ

普通に数百万円騙されて泣き寝入りな人も見てきました。

仮想通貨は匿名性も高く、警察がたどれるようなものではないし、弁護士でもどうにもなりません。

コインチェックから約580億円のネムが盗まれた時も、結局犯人は逃げ切っています。

 

はるはる
はるはる

ざっと10種類くらい思いついたものを並べてみましたが、
これ以外にもたくさんあると思うので要注意です。

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