ここでは、仮想通貨のリスクに関する説明をしますね。
乱高下のリスク
仮想通貨は、相場の変動が非常に激しいものです。
1円が1万円になることもあるし、0.00001円になることもある。
あるいは、完全に使い物にならなくなってしまうことさえあります。
それもわずか1日で、このようなことが起こります。
ドルや円だとそういうことはないですよね。
そこがFXなどと違うところです。
レバリッジのリスク
レバリッジとは、自分の持っているお金以上の取引をすることです。
1万円持っていて、25倍のレバリッジをかけると25万円の取引ができます。
うまく儲けることができれば、大きな利益を手にできる反面、失敗すると自分の手に負えない負債を背負うリスクがあります。
これは、破産しても免除されないもので、多くの自殺者を出す要因でもあります。
仮想通貨は乱高下のリスクがあるため、非常に危険です。
個人的には、自分の持ってるお金だけの取引(現物取引)がオススメです。
資産消滅のリスク
仮想通貨には、様々な消滅のリスクがあります。
取引所がつぶれることによる、GOXと言われる所有仮想通貨の消滅。
秘密鍵と呼ばれるパスワードを忘れることで資産を失うリスク。
送金ミスによる仮想通貨の消失。
メッセージやタグの付け忘れ、アドレス間違い等のことです。
ICOのリスク
ICOとは、「イニシャルコインオファリング」と言い、取引所に上場し、取引が始まる前に仮想通貨を購入することです。
ICO以外に、STOや、TGEといったものがありますが、上場前に入手するという点では同じです。
このICOでは、実際にプロジェクトを運営する気がないのに資金を集めたりする詐欺が横行していて、たまにあるどころか99%が詐欺と言われるほどです。
仮に詐欺でなかったとしても、上場前に有利な状況で手に入れたはずが、上場後に大暴落してしまうというパターンをよく見かけます。
購入する際は、ホワイトペーパーの熟読や情報の裏取りが必要です。
英語の能力が求められる場合も多く、現在はあまりオススメできません。
ホワイトペーパーとは、プロジェクトの内容
や進行予定をまとめたものです。
英語で書かれていることも多いです。
ハッキングのリスク
仮想通貨は、日々ハッキングのリスクに晒されています。
毎日狙われてると思ってください。
特に仮想通貨取引所が狙われるケースが多いため、個人のウォレット(財布)に移動するのが一般的です。
2段階認証をしていても全然ハッキングされます。
個人のウォレットでもハッキングされます。
正しい方法で、個人のウォレットで保管する必要があります。
そのあたりは、資産保護の記事で説明しています。
詐欺のリスク
☑偽者のアプリ
☑ダイレクトメッセージ(DM)によるもの
☑URLを踏ませる
☑運営になりすます
☑通常よりも安く販売
☑自分なら売れる
☑預けてるだけで増える
☑このアドレスに送れば
数えきれないほどのパターンがあります。
仮想通貨の場合、常に詐欺と隣り合わせで、テレビでたまに見るようなレベルではありません。
息を吸って吐くように、詐欺がとなりにあります。
正しい情報を見極めることが必要です。
例えば、テレグラムというアプリで運営者を見極める方法として、名前の右に「admin」がついてるかどうかで判別できます。
知らなければ、DMを利用して、管理者になりすまされて詐欺にあったりします。
その他、仮想通貨を勝手に送り付けてくるパターンの詐欺もあります。
その場合は、下手にメモ欄のURLを踏むなどしないようにしましょう。