ミンドル誤送信、返還の必要性は?

├ミンドル(MIN)
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今日のニュース

現在、ミンドルの3倍付与が順次行われていますが、システムの不具合で、2~24回重複して配布された人がいるようです。

運営は、重複して配布を受けた人に対して、返還を求めており、従わない場合は詐欺罪、窃盗罪、占有離脱物横領罪になる可能性があると警告しています。

テレグラムを見ていると、運営がTOBの約束を守らなかったのに、何で返す必要があるのかといった意見が見受けられます。

そこで、少し情報を整理してみようと思います。

 返還しないと、どんな罪になる?

占有離脱物横領罪(遺失物等横領罪)になると思います。
お店で買い物をして、釣り銭が多いことに気づいたのに返さなかった時と同じです。
自販機で、釣り銭が多く出た場合もそうですね。

詐欺罪は、騙すことが必要ですから、多く配布されているのに、「もらってません」とか言った場合に、初めて検討されてくるかと思われます。

窃盗罪については、既に占有を離れており、運営の事実上の支配下にないと思われます。
従って、成立しないような気もします。

 TOBの約束を守らなかったから、返さなくていいのか

TOBの約束を守らなかったことは、単純に債務不履行です。
よって、民法415条により、損害賠償請求できる可能性があると思います。

しかし、このことと、誤って多く配布されたことは別の問題です。
運営は、民法703条による不当利得返還請求をすることができます。

では、この415条に基づく損害賠償請求により請求しようと思っている金銭と、
運営が703条により請求しようと思っている金銭は、相殺することができるのか

相殺するには、双方が同種の目的を有していなければなりません。
損害賠償請求は、単純な金銭債権ですが、誤配布のほうはどうでしょう。
ミンドルでの返還を求めていますよね。
そうなると、同種とも言えないような気もします。

相殺ができないのであれば、誤配布されたミンドルはそのまま返還し、別途損害賠償請求するというのが、正しいようにも思えます。

 宣伝していたyoutuberに、詐欺罪が成立するのか

この話題もよく見かけるので、ついでに自分の考えを言おうと思います。

私は、youtuberには詐欺罪が成立しないと考えています。

理由は単純で、故意がないからです。
ミンドルのプロジェクトがどうなるかなんて、ICOの時点では、誰もわからなかったでしょう。

損させたから罪になるのではなく、故意に騙して利益を得るから罪になるんです。
過失で処罰される場合には、過失を処罰する旨が条文に書かれます。

詐欺罪の条文には、特に過失犯を処罰する旨の規定はありません。

 注意書き

上記の記述は、私の、ただの情報の整理です。
民事訴訟を煽っているわけではありません。

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